還らざる半世紀の終りに > universe23 違和感とおねえさま
<< universe22

PSU小説・ファンタシースターユニバース 〜還らざる時の半世紀の終りに〜 universe23 違和感とおねえさま

 はっとなって三人が見上げた。
  小高い丘の上に、ひとつの人影があった。
「ちょっと、あんたたち! 調子に乗ってんじゃないわよ、この@#!めっ!」
  ガラの悪い言葉を吐くのは、丘の上に立つ一人のキャストの女性だった。身長は170センチぐらい。釣り上がった瞳と眉尻が気の強さを物語っていたが、大きな瞳に小顔で充分に可愛らしい外見だった。腰に届くであろう長い髪を左右の側頭部で二つに分けており、レースを多用した女性使用人が着るような服を着ている。従来キャストには服を着るという概念がないので、これは珍しい。全身のほとんどを人口皮膚で覆っているため、遠目にはキャストには見えないだろう。
「……何をぷりぷり怒ってんだ、このメイド野郎」
「むきー! メイド野郎とか言うな!」
  あきれ顔で冷ややかに見上げるランディに、彼女はばたばたと地団駄を踏みながら、30センチほどのバトンを取り出して、上にぽーんと軽く放り投げる。
  それは空中でくるくると回転していたが、不意に片方からフォトンが伸びる。それは全長2メートルほどまでに伸び、その先端には長さ1メートルはある、カラスのくちばしのようなものがついている。
  そう、ウォーハンマーだ。くちばしはとがった方で目標を貫き、平たいもう片方で目標を叩き潰す。
「覚悟しろ!」
  言って彼女は走り出す。そのままの勢いでランディに近づき、勢いを乗せた巨大な鎚頭を振り降ろす。
「ちっ」
  とっさにこちらも斧で下からのアッパースイング。空中で激しくぶつかりあい、フォトンがばちばちと弾けた。
「けものごときが!」
「うるせぇよ。てめぇこそ、家でママゴトでもしてな!」
「むきー! この怪力馬鹿っ! しねっ!」
  女は罵りながらランディの腕を蹴りつけ、反動で後ろに飛び退く。
「いちいちうるせぇ女だな。お前がこいつらのボスか?」
「脳まで筋肉のけものに話すことはないよーだ」
  彼女は指で口を左右に広げ、あっかんべーと舌を出す。
「けものじゃねぇよ、俺はランディだ。お前は?」
「やだ! 何? 一目惚れ? そういうの困るんだけどぉ……っ!」
  頬を赤らめ、両掌でその頬を包んだ。反開きで伏せた目線は、まさしく乙女のそれだった。
  ……が、ランディは呆れて冷たい視線を返す。
「そりゃこっちの台詞だ。で、名前は?」
「しょうがないねー。あたしは"プルミエール"。ルミって呼んでね♪」
「OKだ、ルミ。……さて、悪いがお前の名前にゃ興味がねぇ」
「えっ、ちょっ、レディに対してそれって失礼じゃない?」
「俺が興味があるのは、てめぇをスクラップにする事だけだ」
  ランディは言い終わる前に、即座に飛びかかる。ルミも反応して大かなづちを振り上げる。
  だが、ランディの方がわずかに早い。その勢いを乗せて腹を蹴りつける。よろめいて半歩下がったルミへ、迷わず斧を振り降ろそうとする。
「いたっ! レディを足蹴にするなんて……ありーえなーいー!!」
  振り上げた戦鎚が重力のまま後ろの地面に向かうのを利用して、上半身を後ろに倒す。そのまま左足を踏ん張り、右足を振り上げる。それはランディの振り降ろす手首へ向かい、高いヒールの隙間に両手首を入り込ませてがっちりと受け止めてしまう。
「!」
「ちょっと、あんた野蛮すぎ! いま、女の子相手に本気で振り降ろす気だったでしょ!」
「……ああ、もう、なんつーか! うるせえええぇぇぇ!」
  ランディは半分座った目つきで声を張り上げ、そのまま右足で不安定な姿勢のルミめがけてげしげしと蹴り込んだ。
「いたっ! いたっ! 女の子を足蹴にするなんてサイテー!」
「うるせぇ! だまれ! しゃべんな!」
  ランディは叫びながら、げしっげしっ、と間伐いれずに蹴り続ける。それはまるで親の敵でも討つかのようだった。
「あっ、ちょっと、あんた! 今、蹴りながらパンツ見たでしょ!?」
「うるせぇ! お前のなんか見るかボケええぇぇぇっ!」
  その光景を、キャストたちもアナスタシアたちも思わず手を止めて見ていた。
「……あれは一体、何の茶番でしょう」
「仲が良いのは良い事ですな。……ところで」
「ええ、今のうちに」
  アナスタシアが、右手のマシンガンをダガーに持ち変え、ダガーの二刀流に切り替えた。これはつまり、このチャンスを逃すつもりはなく、手数を増やして短時間の殲滅を意識した、という事を意味する。
  直後、小さな体が飛び出すように走り出していた。
「いぃぃやぁっ!」
  ランディとルミに気を取られているキャストたち。その一人に飛びかかった。
  下から斜めにダガーを振り上げ、右脇腹から左肩を切りつける。ダガーのフォトンと、機械の切断された配線が火花を散らす。
「くぅ!」
  キャストも反応するが、生憎両手剣の間合いじゃない。蹴りつけて距離を離そうとする。
  アナスタシアはそれを読んでいた。剣身の腹に左手を添え、足を外側へとそらす。そのまま返す左手の刃を大きく振りかぶった。
「楽しく踊るといいですわ」
  体重を乗せて、下から大きく突き上げる。下から腹部に衝撃を受けて、キャストは大きくふっ飛んだ。
「うおおお!」
  チームの一人が、叩き斬る気満々に両手剣を振り上げて駆け寄ってくる。
  その直後、衝撃を受けて右目が火を吹く。
「もう一人いるのを忘れてもらっては困る」
  テイルがライフルを構えたまま近づき、左手のボウガンをキャストの頭部に向けて、引き金を引く。小さな爆発音と共に、頭部が吹き飛んだ。
「……両手剣を好むキャストとは、珍しいですわね」
  言いながら、アナスタシアは丘の上を見上げた。まあ、部隊を率いる者が戦鎚なのだから、そういうものか? 正確性と機敏性が高いキャストに、重量や破壊力に物を言わせる武器を持たせるのは、矛盾している気もしなくはない。
  この状況に、キャストたちは明らかに動揺していた。おそらくはルミの援護を待っているのだろうが、彼女はランディに手を焼かされており動く事ができない。
  この状況は、数において劣るガーディアンズたちの勝機以外の何物でもなかった。
「もー! 何よこれ! 足跡ついてるじゃない!」
「うるせぇ! 足跡で済んだんだ、儲けモンだろ!」
  二人とも飛び退いて距離を調整しながら、罵声を浴びせる。
「ったく、やりにくい」
  ランディは独りごちた。お互い重量にモノを言わせた武器なので、お互いの読みがかぶりやすいのだ。
 懐に潜るつもりで飛び込むと、向こうも飛び込んできて頭をぶつける――そんな間抜けな事は避けたい所だった。
「しかし、戦鎚に斧、両手剣に両剣……つくづくキャストとは思えんような重装部隊だな……違和感がある」
「何ぶつぶつ言ってんのよ、この腐れ@#!め!」
  ランディは軽くかぶりを振った。今は戦闘中だ、そんな事を気にしている場合じゃない。
「しかしほんとに口が悪いな、てめぇは」
  斧を構えた。わずかに刃先寄りに構えたが、ルミはそれに気づかない。
  ランディは乾いた唇をぺろりと舐めた。
  ――斧はぶん回すだけが能じゃないって事を、教えてやる。PSU小説・ファンタシースターユニバース 〜還らざる半世紀の終りに〜 universe23 違和感とおねえさま
「ぶっ壊してやる!」
  ルミが右手に持った戦鎚を肩に抱え、左手の人差し指を突き付けた。
「うるせぇよ」
  けだるそうに言いながら、ランディが飛び込む。斧を両手に持ち、左肩に抱えていた。ちょうど柄先を相手に向けているような形だ。
「けものは飛び込むしか能が無いね!」
「てめえにゃ言われたくないね」
  ランディに合わせて、ルミが振りかぶる。
「アホ」
  ランディが両手をそのままの角度で突き出す。つまり、柄先をまるで槍のようにまっすぐに突き出した。当然、戦鎚より早い。勢いに乗ってルミの喉元へと向かってゆく。
「!」
  ルミはとっさに体を左にひねってかわす。柄先が首をわずかにかすめた。
「……ちょっと! いきなり戦い方変えないでよ!」
「なんでだよ。わざわざ言う事じゃねーだろ」
  面倒くさい。ランディはそう思った。
  ……なんで、たった一撃で気づくんだ? アホなくせに、勘が良すぎるだろ!
「むきー! 真似してやる!」
  言いながらルミは戦鎚を右に振りかぶるが、明らかに今までとは違う。短く持っている。
  ランディは柄を短く持つことによって、柄先の牽制を交えて小回りをきかせて立ち回るつもりだった。力勝負は消耗戦になるのは目に見えている。だからフェイントで翻弄しつつ隙を見て、全力での一撃を見舞うつもりだったのだ。
  だが、ルミはわずか一撃でそれに気づいた。そして、それを実践するだけの能力も持ち合わせていた。
  ランディにとって、これは大きな誤算だった。とてもそんな風には見えないというのに。
「ったく、面倒な女だ!」
  柄先での一撃、それを受け流したと思えばくるりと返して鎚頭での一撃。きっちり手数重視で攻めに来る。
「ああー、もう面倒くせえ!」
  ランディの斧が唸る。右から柄先、左から斧頭と交互に攻め立てる。弾かれれば反対を出し、いなされれば回転を利用して振る。間伐を入れないラッシュだった。
「ちょっと、あんたバカのくせにそんな小技使うの!?」
「やかましいドアホ! てめえこそちまちましてんじゃねぇよ!」
  ルミも戦鎚を細かく振って打撃を受け流している。
  受けては攻め、せめては受ける攻防が続く。お互いの実力は均衡しており、わずかな隙が勝負を決めるのははっきりしていた。
(ち……うっとうしい!)
  ランディは焦っていた。消耗戦になれば、疲れに鈍いキャストの方が有利なのは言うまでもない。
 ……それに、だ。単純に"うっとうしい"ので早く沈めたい、というのも素直な願望だった。
  ふとランディは振り返る。丘の下ではアナスタシアとテイルがキャストたちを叩きのめしている。すでにキャスト部隊は壊滅に近く、一方的なウサギ狩りに見えた。
「……丘の下……? そうか!」
  ふと、ランディが鋭い視線でルミを振り返った。
  そうか、そうだった。
 ――やつらのルールに合わせる必要なんて、無い。俺は俺のやり方でやればいい。
「そうだよな、そういう事だ」
  呟くランディを、プルミエールはいぶかしげな眼つきで睨む。
「呟いてる! キモチワルっ!」
「お前の方がな」
  ランディは掌を上に向けた右手を突き出し、指先をくいくい、と曲げて挑発した。
「かかってこいよ、このアホメイド野郎」
「なんだと! お前なんか@#!の@#!で@#!のくせにいっ!」
  ルミが戦鎚を振り上げて飛びかかる。
「来たあ!」
「あ!」
  ランディはルミの柄先を受け流し、そのまま掴み取る。まるで大きな獲物のかかった釣り竿を引っ張るかの如く、力まかせに上から後ろへと振り上げた。……いや、力まかせにひっこ抜いた、という方が正しい。
「うらあぁぁぁぁぁ!!」
  ランディは丘の下へと振り向きざまに、ルミを放り上げた。ぶぅん、と風が唸ったかと思うと、軽く5メートル以上の高さまで放り上げてしまう。
「ちょ、ちょっと、ちょっと〜〜〜!!」
  ルミはぶん投げられても、戦鎚を離す事はしなかった。その重みがまた遠心力となって、彼女は糸の切れた凧のようにくるくると回っている。戦鎚を放せば、受け身が取れるかもしれないというのに。
  ランディが走り出した。落下地点へ向けて。
  ――計算通り。
  これだけの高さまで放りあげれば、落下の衝撃は大きなダメージになる。丘の高低差がそれを倍加するし、おまけに相手は重量のあるキャストだ。
「ちょ! こんなのアリ〜〜〜〜〜〜!?」
 プルミエールが何も抵抗できないまま、くるくると飛んで行く。
 ランディはそれを見上げながら、落下地点まであと数メートルという所まで近づいてゆく。
「このバカ@#!めぇ!」
  ルミが叫びが終わるか終わらないかの瞬間、ぐしゃあっ、と激しい激突音が辺りに響いた。
  回転しながら右こめかみから地面に突っ込み、その衝撃で首がもげた。勢いでばきぼきと派手な音と火花をまき散らしながら、土煙と共にごろごろと転がってゆく。
  やがて勢いが止まると、ランディはそのがらくたに追いついて見下ろした。
  首が3メートルほど後方に転がっていた。右手は肩から、右足は膝から壊れ、何本かの配線やケーブル、それにワイヤーがかろうじて繋がっている状態だった。ボディにまとっていた服もあちらこちらが破れており、見るも無残な状態だった。
「ったく、ざまぁねぇな」
  ランディが呟いて、斧を肩にかついで言った。
「……だが、根性はあったかもしれんな」
  そう、ルミは戦鎚を左手に握ったまま。あの回転と激突の中ですら、手放していなかったのだ。
「……この……バカ@#!……!」
  途切れそうな声が、もげ落ちた首から聞こえた。後ろへ振り向いて、哀れそうな目でゆっくりとため息をつく。
  ……意外とあっけなかったな。計算通りとはいえ、ここまでうまくいくとは思っていなかった。
  と、その時。
「ランディ! 後ろ!」
  アナスタシアの声が背中にぶつけられた。咄嗟にランディは振り向く。
 だが遅かった。
 振り向き様に見えたルミの左手。
 五本の指先から覗く、五本の鋭く長い針。
 しゃこっ、と金属がこすれて打ち出される音がわずかに響いた。
 腕に二本、胸に三本。
 シールドラインを貫いて、吸い込まれるように突き刺さった。
「!」
「あんたバカァ!? とどめを刺さないなんて甘い甘い、激甘もいいとこ! 蜂蜜を入れたコルトバジュースを飲みながらセレブケーキを食べるよーなもんだわ!」
  だんだん体がしびれてくる。血液の循環が麻痺毒を全身に運び、機能を奪い始めている。
  ……しかし、頭は向こうにあるのに、どこから声が聞こえてるんだ?
「次は見てなさいよ!」
 ルミは戦鎚をひっつかんで杖代わりに立ち上がった。もげかけた右足を引きちぎって持ち、片足とは思えないほど器用に走り出す。
「ランディ!」
  アナスタシアとテイルが駆け寄る。もげた頭部を拾っているルミを悔しそうに一瞥してから、倒れこみかけたランディの体を支えた。
  それに気づいたルミが、手をぶんぶん振りながら叫んだ。
「あ、おねえさま! 次は是非、私と遊びましょうね〜!」
「おねえさま……?」
「私、おねえさまとなら深い関係になってもいいな♪ なんてね! ばいばーい!」
「……?」
  あっけに取られるアナスタシアをそのままに、ルミは丘の向こうへと消えた。
「すま……ねぇ、油断……した」PSU小説・ファンタシースターユニバース 〜還らざる半世紀の終りに〜 universe23 違和感とおねえさま
「いいから、大丈夫か?」
  テイルがソルアトマイザーをふりかけた。少しずつ体の痺れが取れ、ランディはゆっくりとその場に腰を降ろす。
「……なんだったのでしょう、あのおかしな使用人は」
  目を閉じて首を左右に振りながら、ため息と共に吐き出す。
「こいつらのボスには違いないとは思うんだが」
  テイルが言いながら、20を超える沈黙したキャストたちへ振り向いた。
「まぁ……追い払ったし結果オーライじゃねぇか」
  体の違和感を拭うために首を左右に鳴らしながら、ゆっくりと息を吐いて、ランディが呟いた。
「ランディ……あなたがあの女の相手をしてくれたお陰で、キャスト兵を全滅できたのは素直に感謝しますわ。ですが」
  アナスタシアはランディの目をまっすぐ見つめながら、鋭い口調で続けた。
「戦闘不能にしていれば、貴重なデータを入手できていたでしょうし、何よりもこちらの情報を持ち帰られてしまったのは大問題ですわ。今後も勝手な行動や詰めの甘い行動をするようであれば、こちらも処遇を考えなければいけません」
  ランディは目線を逸らした後、もう一度目線を合わせてゆっくりと口を開いた。
「……詰めが甘かったのは認める。だが、そこまで問題か? またぶちのめしてやればいいだけだ」
「……!」
  その悪びれない声を聞いて、アナスタシアは眉をひそめて唇をぐっと噛んだ。
「なあ、そこまで細けぇ事言うなよ。やりにくいぜ」
「……これ以上は議論しても無駄なようですわね」
  いつもの口調で言うランディに、アナスタシアは冷静にゆっくりと言葉を綴る。
「……では、今後戦闘では自由に動いてください。ただ、わたくしたちに迷惑のかかるような行動は控えるようにしてください」
  アナスタシアは要件だけを羅列して、ゆっくりとため息に近い息を吐く。
  ……やりにくいですわ。任務に対しての優先順位が違いすぎる。このままでは、良好な信頼関係など築けない……。
「オーライオーライ、分かったよ」
  ランディは睨みつけるような視線のまま、軽く答えた。
  ……やりにくい。確かに油断した俺が悪いのは認める。だが、そんなに目くじら立てるようなことか? 次はうまくやりゃあいいじゃねぇか……。
「……しかし、おかしな部隊だな。キャストなのに力任せの攻撃を好むとは」
  テイルの言葉に、アナスタシアとランディがはっと顔を上げる。もちろん、同じ事を感じていたからだ。
「確かに、それはわたくしも感じておりましたわ。自らの命中精度を下げてまで破壊力を取るメリットは、我々キャストにはあまり無いはずなのですが……」
  顎に手を当てて考える素振りを見せながら、アナスタシアは言う。
「確かに……俺も同じ事を考えていたが……部隊長がああなんだから、そうなるんじゃないか?」
 ランディが首を鳴らしながら言って、ふと深刻な表情を作る。
「それも気持ち悪いんだが、もう一つ思った事がある」
「?」
  ランディはゆっくりと腰を上げながら、もったいぶって続けた。
「フライヤーの事を思い出した。ガーディアンズのフライヤーでも入れない奥地に、やつらはフライヤーで向かって行ったんだろ? そこまで高性能なフライヤーを持ってるってことは、すげぇ危険じゃねぇか?」
  今度はテイルがはっとなって顔を上げた。
「つまり、やつらはいつでもこちらを襲撃できる、と」
「旦那は話が早い、連想理論が上手いな。……なんにせよ、マズイんじゃないか、この状態は。いつ敵に包囲されてもおかしくない状態のまま、奥地へ向かうのは……」
  ランディの声に誰も返答できず、沈黙した。

<< universe22

注意事項

※この物語は株式会社セガが提供するオンラインゲーム「ファンタシースターユニバース」を題材としたフィクション(二次創作物)です。世界観、固有名詞、ゲーム画面を使用した画像など、ゲーム内容の著作権は株式会社セガにあります。
※小説作品としての著作権は勇魚にあります。
※登場する団体名・地名・人物などは、実在する名称などとは一切関係ありません。
※作中の表現や描写、ならびに使用している画像などは、ゲーム内で再現できるものとは限りません。
※この作品は、「戦い」「人間ドラマ」をテーマの一部としているため、暴力・性的な表現を含む場合があります。予めご了承下さい。

本サイトは全ての利用者に対して「エンターテインメイト小説」として娯楽を提供するものであり、閲覧・投稿についての保障・責任は一切行いません。
また、上記注意事項を越えたご利用によって生じた損害に関して、当サイトは一切責任を負いません。予めご了承下さい。

拍手

作品へのコメント、感想や質問などはこちらからお願いします。
(無記入でも押せますが、何か書いてくれるとすごく嬉しいです)